2007年05月08日

モジラの行き先

 Mozilla Foundationは、オープンソース開発の世界のさまざまな要素をやみくもにかき集めた「フランケンシュタイン」ではないと、同団体の最高経営責任者(CEO)のMitchell Baker氏が今週語った。

 Baker氏は、オーストラリアのシドニーで開催された国際情報通信見本市CeBit Australia 2007で講演した。同氏は、オープンソースベンダーはある特別な目的のためにその場しのぎで設立された組織であるとの認識に対して異議を唱えた。また、セキュリティ問題についても触れ、2006年にMicrosoftのInternet Explorer(IE)が攻撃に対して無防備な状態に置かれた期間は285日間だったのに対し、Firefoxはわずか9日間だったと指摘した。

 またBaker氏は、ZDNet Australiaが行ったインタビューの中で、Microsoftと、同社のコラボレーションの定義について批判した。

 「Microsoftは、『コラボレーション』をカレンダーと電子メールの統合を意味する言葉として定義付けているが、『コラボレーション』ほど重要な単語あるいはコンセプトに対するMicrosoftのそのような定義付けを認めるべきではない。コラボレーションは、特にウェブ上で活動する膨大な数の人々にとっては、他に多くの意味を持っている」(Baker氏)

 Baker氏は、Mozilla Foundationの創設とFirefoxウェブブラウザの開発こそ、コラボレーションによって生み出せるものの端的な例と考えているという。

 Baker氏は、電子メールとカレンダーの統合について否定的な見解は述べなかったものの、Mozillaやその他のオープンソースプロジェクトが実証しているコラボレーションのレベルに比べれば、それら2つのソフトウェアの相互作用は見劣りすると指摘した。

 またBaker氏は、ブラウザ分野における競争の激化を認めた。同氏によると、MicrosoftはFirefoxに注目しており、「ブラウザへの投資を再開している」という。

 Baker氏は、「IEにわれわれ(のFirefox)にはない素晴らしい機能が少なくとも1つは搭載されることは間違いない。その点は前提として受け入れなければならないだろう」と述べた上で、次のように続けた。「大半の人々がFirefoxを気に入り、信頼している。その理由は、われわれの Firefoxの開発方法にある。われわれは、隠し事は一切ない。われわれは、自分たちの過ちを隠すことはできない。なぜなら、過ちはすべて公開されているからだ」


http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20348268,00.htm?ref=rss

元記事にあるBaker氏の最後のコメントがすべてを物語っています。
Windowsを含めてMS社製品を使っていて見舞われる原因不明のトラブルは誰しも経験があるはず。このゴールデンウィーク中にもゴミ箱を空にしようとすると「desktopを削除できません…」とアラートが出るようになってしまった友人や、パソコン購入から各種設定を手伝った方から、アプリケーションを終了させてログオフしているのに、数日前から「…アプリケーションが動いています…」と表示されるようになった旨の相談をされました。(どちらも力業で解決! ^^;)

過ちはすべて公開されているからだ


営利企業(メシのたね)なのだからオープンソースにしろとはいいません。ただもうちょっとオープンにしてもバチは当たらないと思うのですが。Windows上で走るアプリケーションを開発している人からもWindows自体の挙動不審な様子は漏れ伝わってきています。
もうちょっとなんとかならないのかね。

そういえばFirefox3.0の開発状況はどうなっているのかなと調べてみるとα版がリリースされていたり、消費メモリーがより少なくより速度は速くなっているとか、JavaScriptの処理も高速化しているなどポジティブな情報が溢れていました。Ver3.0の正式リリース前だというのにVer4.0の話題もちらほらあったりして盛況です。
それにひきかえなんて後ろ向きなこと

とりあえず、そのオープンさに惹かれてFirefoxの機能を享受してきたのですから、モジラがどこへ向かおうとその後をついていこうと考えています。


posted by media_aidem at 08:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連
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