2007年05月19日

CDが売れなくなったわけ

 デジタル著作権管理(DRM)に対しては、レコードレーベル各社がコピー対策スキーマに縛られない楽曲を販売すれば売上低迷は大きく改善できる、との批判意見が以前からあった。

 AppleのiTunesとオンライン小売業者Amazon.comは、この仮説を数カ月かけて試せる立場にある。Amazonは米国時間5月16日、レコードレーベルのEMI Groupが保有するDRMフリーのデジタル楽曲を販売する計画を発表した。AmazonのDRMフリーの楽曲は同社がまもなく開設するダウンロードストアで販売され、Appleの「iPod」やMicrosoftの「Zune」をはじめ、さまざまなポータブルミュージックプレーヤーで再生できる。 AppleはAmazonの発表に先立ち、EMIが保有するDRMフリーの楽曲発売を4月発表していた。

 過去最大規模の売上げ低迷にあえぐ音楽業界は、AmazonとAppleの動向を注視している。もし両社が多数の楽曲を販売することに成功すれば、それにより、ほかの主要レーベル3社が保有曲からのDRM削除に納得する可能性がある。ただ、もし販売が思わしくなければ、レーベル各社が楽曲のコピー対策を強化してくる可能性もあると、業界の事情通は話す。

 あるレコード会社の匿名希望の幹部は、「業界による何らかのコントロールを実現したのはDRMだけだ」と語っている。 (後略)


http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20349047,00.htm


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今、ロングテールicon(クリス・アンダーソン/著 篠森ゆりこ/訳)を読んでいます。
後から便乗して”ロングテール”というキーワードをつけた便乗本が多いですが、こちらは本家本元。なにしろ”ロングテール”の名付け親なのですから。

現在は中程まで読み進めた段階ですが、CDが売れなくなった訳は理解できています。それは「昔の慣習で”ヒット曲”が入ったアルバムをせまい店内に並べてるだけではもう売れませんよ」ということ。あまり詳しく書いてしまうよりも、そしてこんな拙い文章よりもロングテールiconをお読みいただく方が皆様のプラスになるはずなので、深くは触れないでおきますが、インターネットの登場でマーケティングやヒット商品、消費者の買いもののしかたに変化が生まれてきたということです。

狭い店内に陳列できるくらいのCDなら1台のiPodにすべて収録できちゃったりする訳ですから、変化しないわけがないといったところですな。

著作権に保護されすぎて、状況が読めてないのかなんだかわかりませんが、DRM自体がうまく機能しない煩わしい存在になっていることに気づいてないようであります。

消費者はそれぞれ独自の方向へ向かっていて「つくられたヒット曲」には飛びつかなくなっているのに、きっとまだコストをかけてヒット曲をつくろうなんて思っているのでしょうね。

パソコンで作曲した作品をアップロードして公開できちゃう時代、ひょっとしたらレコード会社自体、もう不要なのかもしれません。


posted by media_aidem at 10:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連
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