2007年05月25日

クライアントマシンもクロックアップから複数チップの時代へ

 カリフォルニア州コロナド発--MicrosoftのTy Carlson氏によれば、次世代のWindowsはマルチコアプロセッサの利点を活かすために「根本的に異なったもの」となる必要があるという。

 Microsoftで技術戦略担当ディレクターを務めるCarlson氏は「Future in Review」カンファレンスで行われたパネルディスカッションにおいて「クライアントコンピュータに8個、16個、64個、あるいはそれを超える数のプロセッサが搭載される時代がくる」と述べた。同氏はこう述べる一方で、クアッドコアプロセッサがIntelから発売され、Advanced Micro Devices(AMD)からも近々発売される予定であることを引き合いに出し、Windows Vistaは「1個か2個、せいぜい4個のプロセッサを搭載したPC上で動作するよう設計されている」と述べた。

 数多くのPCアプリケーションが逐次処理を念頭に置いて開発されており、こういったアプリケーションのパフォーマンスはチップのクロックスピードに依存しているという問題が折に触れて指摘されている。しかし、今後はクロックスピードの上昇に依存し続けるわけにはいかない。チップ業界はCPUのマルチコア化がパフォーマンスを向上させる最善の方法であると決断したため、アプリケーションは今や並列処理を念頭に置いて設計されなければならないのだ。

 IntelとAMDは8コアを超えるプロセッサの計画について明らかにしておらず、そういったプロセッサは理論上存在するだけだ。Intelは 80コアのプロセッサのデモを行ったことがあるものの、それは従来のコードを実行させることができないリサーチプロジェクトにおいてのみであった。しかし、Carlson氏は自身や他のソフトウェア開発者がそういったマルチコアプロセッサの世界に備えておくべきだと確信しているように見えた。


http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20349457,00.htm?ref=rss

以前お伝えした記事で大型サーバの設計ではマルチプロセッサシステムが普通だが、IBMの次期チップ「POWER6」では、1台のサーバに搭載できるプロセッサ数が今までの2倍に増える。PowerPCの動向はいまでもやっぱり気になりますというのがありました。サーバマシンの性質上プロセッサを数多く搭載するのだと、お伝えしたときは考えていたのですが、どうやらサーバ環境だけではなく、クライアントマシンでも同様の進化をする時代になってきたようです。

マイクロソフトの幹部の口から「Windows Vistaは「1個か2個、せいぜい4個のプロセッサを搭載したPC上で動作するよう設計されている」と述べた。」と発言するのですから、遠くない未来シフトするのでしょう。

発売されてまだ4ヶ月のWindowsVista。”下位バージョンの足切り”が既に始まってしまったような印象を受けます。



posted by media_aidem at 11:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連
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