2007年07月19日

Appleらしいスマートさ

 Appleが、UNIXやLinuxシステムでプリント作業を管理するオープンソースプロジェクトである「CUPS」のソースコードを買収した。

 CUPSソフトウェアの著作権を保有するEasy Software Productsのオーナーで、CUPSの開発者であるMichael Sweet氏は先週、Appleが2月に同氏を招き入れ、この著作権を獲得したことを明らかにした。

 Common UNIX Printing System(CUPS)は、今後もGNU General Public License(GPL)やLesser GPL(LGPL)下でリリースされる予定となっている。ただし、Appleにはライセンス契約条項によって例外が適用される。

 CUPSのFAQには、「個人もしくは法人によってApple Operating System向けに開発され、CUPSのイメージングライブラリにリンクされている、もしくはCUPSと一緒に提供されているサンプルフィルタやバックエンドをベースにしたソフトウェアは、いかなるものもこれをCUPSプログラムの派生物もしくは集合物とは見なさず、GNU GPLの条項で義務づけられているソースコードの公開を免除される。この例外はApple OS向けに開発されたソフトウェアだけに適用され、ほかのOS向けに配布されるソフトウェアには適用されない」とある。


http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20352942,00.htm?ref=rss

MacでもWindowsでもなくLinuxを使うことに決めたユーザは、みんなCUPSの恩恵を受けているはず。

そのCUPSに触手を伸ばしたApple。本来ならば毛嫌いしてしまうところなのですが、現物の形を示すことなく「自社の特許に抵触している」などとLinuxの各ディストリビューターを脅しまくっている例の会社に比べると、その立ち振舞はかなりスマートであります。

今後の展開についてもオープンソースとしての活動にはなんら制約を設けていない部分も評価に値しますね。ただM自社に提供する部分だけは非公開にするなんてきっと例の会社だったら考えつきもしないでしょうから。

この動きが何を示しているのかはわかりません。Appleが「印刷」を売りにする?アリかもしれませんが、手がけるだけのメリットがあるかどうか・・・。
ただ、今は静観することにしましょう。


posted by media_aidem at 08:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連
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