2008年01月21日

ODF VS OOXML

 Microsoftの文書フォーマットOffice Open XML(OOXML)のほうがOpenDocument Format(ODF)より好ましいとの分析を示した調査会社Burton Groupの報告書に対し、OpenOffice.orgが異議を唱えている。

 最新世代の文書の標準規格は、構造化データを簡単に共有できるようにするため、World Wide Web Consortium(W3C)が策定した仕様Extensible Markup Language(XML)をベースにしているのが一般的だ。

 こうしたXMLベースの文書の標準規格で双璧をなすのがODFとOOXMLだ。ODFは、「OpenOffice.org」など無料または低価格のオフィス生産性スイートが採用しているフォーマットで、MicrosoftのOOXMLは、「2007 Microsoft Office System」でデフォルトのフォーマットとなっている。

 OOXMLは2006年末、会員によって構成される標準化団体Ecma Internationalから標準規格として認定された。しかし、国際標準化機構(ISO)からの認定はまだだ。一時は多くの加盟国の標準化団体から賛成票を得て承認されそうなところまでいったが、投票の過程に問題があったとする批判が出て大きく後退している。対照的にODFは、すでに2006年から ISO標準として認定されている。

 米国に本拠を置くBurton Groupは、米国時間1月14日に公開した報告書「What's Up, .DOC?」の中で、Microsoftの旧フォーマットと互換性があることを主な理由として、大規模企業ではODFよりもOOXMLのほうを採用するよう提言した。

 「Microsoft製ではない無料の生産性スイートを使用したいと考える政府系の組織などは、OpenOffice.orgの支持するODF ファイルフォーマットを採用したがるだろう。一方、長年にわたってMicrosoft Officeの旧フォーマットで文書を作成し、保存してきた図書館や大規模企業は、OOXMLのほうを好むはずだ。その理由は、OOXMLのほうが、 Microsoftのバイナリファイルフォーマットで保存したときの見た目と(スプレッドシートの計算式などの)メタデータをより忠実に再現できるからだ」と報告書は記している。

 さらに、報告書は次のように続ける。「つまり、OOXMLのほうがODFよりもエコシステムとアプリケーションを重視しているため、ほとんどのベンダーや大企業は、ODFよりOOXMLのほうが便利だと考えるだろう。また生産性アプリケーションとしての観点からすると、ODFは内容と表示の面に主眼を置いているため、構造と動作の面で高度な機能が求められる状況ではあまり役に立たない」(後略)


http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20365288,00.htm

圧倒的なシェアを握り自社製品や規格こそがスタンダードと自負している企業。もう一方はボランティアで支えられているオープンソース。


「浪花節」ではないですけど、やっぱりOpenOfficeを応援したくなります。実際に使ってみるとデスクトップとしてのLinuxはまだ完熟の域には達していないかもしれません。


それでもいろんなシーンで目にするWindowsのへなちょこさと比較するとまだまだかわいいもんです。それにどのディストリビューションも短期間のうちにアップデートされていて、勢いが伝わってくるんです。


OpenOffice.orgはいいかげんな調査結果にいちいち噛みついたりせず、どっしり構えていたほうがいいのかもしれませんね。


タグ:OpenOffice.org
posted by media_aidem at 18:24 | Comment(1) | TrackBack(0) | IT関連
この記事へのコメント
賛成!
MSはヨーロッパで旗色悪いですからね。けれども、かといって、提灯記事を書かせるとは、かなり切迫しているのかも知れません。
どんな企業もずっと生き残れるとは限りません。みんなの力で標準となっとものは、「言語」のように生き続けるでしょう。
Posted by yamaguchi at 2008年01月23日 10:12
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