2008年03月04日

Web標準化がまた一歩近づく

 相互運用性を確保するという約束が本物であることをアピールするかのように、Microsoftは米国時間3月3日、次期Internet Explorer(IE)のウェブ標準技術への対応を強化すべく、計画を転換すると述べた。

 Microsoftは、かねてより「Acid2」テストの合格基準を満たすとしてきたIE8について、登場当初より、標準準拠モードのレンダリングエンジンをデフォルトとする意向を明らかにした。

 IEを担当するゼネラルマネージャーのDean Hachamovitch氏はブログへの投稿で「原則に則ることは重要と考える。IE8のデフォルト設定は、相互運用性確保の取り組みが行動を伴っていることの証左だ」と述べた。

 MicrosoftはIE8で3種類のレンダリングモードを用意する予定。標準準拠モード、IE7との互換性をもつモード、それ以前のレンダリング動作に対応したモードである。デフォルトのモードが変更されたため、IE8でIE7用エンジンを使うようにしたい場合、サイトのコードにタグを追加する必要がある。

 Microsoftは方針転換を決めた理由の1つに法的な問題があると述べた。法律顧問のBrad Smith氏は声明で次のように述べる。「ブラウザのデフォルトのレンダリングモードをどうすべきかについて、われわれは法的な拘束を受けない状況にあると認識している。だが、こうしたステップを踏み、法的あるいは規制上の潜在的な問題も回避したい」

 2007年末、OperaがMicrosoftのIEをめぐる慣行について、欧州委員会に不服を申し立てた。また先週、欧州連合がMicrosoftに対し、独占禁止法違反問題の是正命令を遵守しなかったとして、記録的な制裁金を命じた。

 MicrosoftはIE8の正式版をいつ公開するかを明らかにしていない。同ブラウザのベータ版は2008年前半に予定されている。また今週はラスベガスのMix 08カンファレンスでHachamovitch氏が基調講演を行うことから、ブラウザに関するより多くの情報が出てくるはずだ。


http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20368644,00.htm?ref=rss

圧倒的なシェアを後ろ盾に独自路線を突っ走っていたIEですが、次期ブラウザIE8で、ようやく標準準拠モードに歩調をあわせるようです。


ウェブページ作成者の悩みの種が減るというのは、とても狭い視野に基づく意見ですが、これはこれで大きな問題でした。IE8のリリース時期がまだ未定なのが若干不気味ですが、広い意味ではウェブの標準化が進むという嬉しいニュース。


1日も早いリリースを待ちましょう・・・リリースされても使わないですけどね。


posted by media_aidem at 16:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連
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