2007年09月27日

掛け算をまちがえる「Excel 2007」

 Microsoftは米国時間9月25日、特定の乗算を行うと、計算を誤る可能性のあるバグが「Excel 2007」に存在することを認めた。

 この問題は乗算の結果が6万5535になるときに発生する。2進演算に明るい人には説明するまでもないことだが、6万5535は2の16乗から1 を引いた値。つまり、0以上の整数を2バイトで表したときの最大の整数である。2進法を10進法に変換する際にこの問題が発生する可能性が高い。

 同社は修正作業を行っているとだけ述べ、それ以上の説明はしていない。

 Microsoftは25日に声明で、「われわれは現在、この問題に対する修正を開発し、検証するプロセスに入っている。顧客に速やかに対応すべく優先的にこの問題に取り組んでおり、ソフトウェアのより良いエクスペリエンスを提供するための方法を模索している」と述べている。

 このバグは22日にExcelメーリングリストで明らかになり、25日にはSlashdotで取り上げられた。Slashdotのフォーラムは、Microsoftに批判的なユーザーが多く、この問題を痛烈に非難した。

 Slashdotに寄せられたコメントの中には、Microsoftの修正は、(Officeのヘルプキャラクターである)Clippyの新型を追加するものであると述べるものもあった。同コメントによると、Microsoftは、(英国の数学者である)Charles Babbageの頭が出現するアニメーションを表示するように修正する予定なのだという。そして、このキャラクターが「掛け算をしたいのかね。差分法を使えば足し算と引き算だけを使って近似値を求めることができるが、知りたくはないかな。それとも、正しい累乗を表示するウィザードを開くかね」と述べるのだという。

 もう少し建設的な情報もあった。それによると、この問題が発生してもグラフ上の結果は正しいという。


http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20357224,00.htm?ref=rss

情報処理検定を受験するために勉強をしていた頃、2進数を10進数あるいはその逆の変換を手書きでやらされたのを思い出しました。慣れてしまうと特に難しいことではなく0,1,10,11,100,101・・・と2にならずに繰り上がっていくだけなんですけどね。


小学校の授業に先行して、2年生の娘が掛け算九九を始めました。
とある通信教育の教材を利用しているのですが、九九の歌をつくってそれで覚えさせるという自分の幼少時代と比較すると画期的な方法で、すでに覚えてしまっています。


仕事でExcelを利用します。
新しい機能を知れば知るほど、スペックの高さを思い知らされます。でも掛け算でバグがあるとは。特殊な例で発生するバグとはいえ、ひとつあると気になるし、全体の評価も下がるもの。迅速にパッチを当ててほしいものですね。
posted by media_aidem at 08:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連

2007年09月25日

前進できないWindows XPへのダウングレードオプション

 Microsoftは依然として「Windows Vista」を強く推進している一方、ひそかにVista搭載マシンを購入したユーザーが「Windows XP」に変更したい場合には、コンピュータ製造業者がユーザーに「ダウングレード」オプションを提供できるようにしている。

 ダウングレードプログラムはWindows Vistaの「Business Edition」および「Ultimate Edition」のみに適用され、XPにダウングレードできる場合の方法についてはコンピュータ製造業者に一任されている。富士通は非常に積極的であり、 8月からXPのディスクを同社のノートPCやタブレットPCに同梱するオプションを提供している。

 「これは小中規模企業にとって救いの手になる」と富士通のマーケティング担当マネージャーであるBrandon Farris氏はCNET News.comに対して語った。

 Hewlett-Packard(HP)も、8月に多くのビジネス向け機種でダウングレードプログラムを開始した。「企業向けのデスクトップ PC、ワークステーションおよび上位機種のビジネスノートPCおよびタブレットPCでは、顧客は無償またはわずかな費用でXP Proのリストアディスクを含めるようにシステムを構成できる」と、HPの広報担当者であるTiffany Smith氏は電子メールで述べた。しかし、顧客の関心の高さがどの程度かを判断するのは時期尚早であるとSmith氏は語る。「プログラムの提供を開始して約1カ月に過ぎないので、要求されても提供できる情報が何もない」

 Microsoftの関係者は、2007年の夏に、顧客がXPにダウングレードしやすくするための変更が実施されたと認めている。同社の Vistaライセンス契約では、Vista Business EditionおよびUltimate Editionの購入者はXPへのダウングレード権を有しているが、実際に行使するには困難な場合がある。Microsoftは6月に方針を変え、アクティベート前のVista搭載マシンを販売するコンピュータ製造業者に対して、PCに同梱または追加のアクティベーションなしで顧客に出荷できるXPのディスクを注文できるようにした。しかしMicrosoftは、同社もコンピュータ製造業者も「エンドユーザーのライセンス契約のもとでは以前のバージョンを供給する義務はない」と声明で述べている。

 新しいOSの登場時には移行を渋るユーザーが一部に存在するのが常であるが、特に企業ユーザーの間ではいまだにXPに対する強い需要があるようだ。

 企業と消費者の両方にとってハードルの1つは、Vistaが要求するグラフィックとメモリに対する要件の高さである。

 Lenovoは「IBM ThinkPad」ウェブサイトに独自のダウングレードプログラムの詳細を掲載している。

 Dellの広報担当者であるAnne Camden氏によると、同社はPremier Pageを持つ企業に対して、XP、VistaまたはXPへのダウングレード権付きのVistaを搭載したシステムを注文できるオプションを提供しているという。ダウングレード権に対して追加の費用かかからない。

 HP、Gatewayやその他の製造業者も、Microsoftが企業向けにVistaの提供を開始してから1年近く経過した現在、いまだにXP を搭載したマシンを販売している。Vistaは1月に消費者向けに一般発売されたが、その時点でXPは小売店からほとんど姿を消した。

 しかし、XPに対する需要はいまだに根強い。Dellは4月、消費者向けPCについてもXPをオプションとして復活させた。

 ただし、コンピュータ製造業者が今後いつまでWindows XPをプレインストールしたマシンを販売できるかという問題がある。Microsoftは大手コンピュータ製造業者に対して、XP搭載システムの販売を2008年1月31日に終了するように要求しているが、一部の製造業者はその後もXP搭載マシンを販売したい考えだ。

 「われわれはそれを要求して働きかけている」とFarris氏は語っている。


http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20357071,00.htm?ref=rss

そういえばWindows MEが発表された当初、98へのダウングレードがさかんに取り上げられたことがありました。すぐさまリリースされたXPにつては、ダウングレード(するとしてもMEだからかな?)の話題はあまり聞きませんでしたね。


いま振り返ってみるとWindows MEは粗悪品でしたな。
書類を作るにしても、落ちないで作業するのが至難の業でした。Windows9x系の最終モデルなのに、いちばん不安定という点では”マカ”びいきなわたくしをとても喜ばせてくれたOSであります。


98SEからMeの過渡期でもなかったダウングレードオプション。
Vistaの先行きが、ちょっぴり楽しみだったりします。


ちなみに「Me」の呼称は「エムイー」と読むのではなく「ミー」なのだそうです。個人的にはエムイーだろうがミーだろうがどっちでもいいのですが、やっぱりi「アイ」には勝てないのかもしれませんね。
posted by media_aidem at 15:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連

Microsoft Vista Service Pack 1のベータ版リリース

 Microsoftは米国時間9月24日、「Windows Vista」で初めてとなるService Packのベータ版を約1万2000人のテスターにリリースしたと発表した。

 Microsoftは8月に、「Windows Vista Service Pack 1」(SP1)のプライベートテストを数週間以内に開始する予定だと述べていた。今回のアップデートはバグの修正およびパフォーマンスと互換性の向上が中心だが、Vistaの「BitLocker」機能を使用してハードディスクの複数のパーティションを暗号化することが可能になるなど、いくつかの細かい新機能も搭載される。

 また、別の予想された動きとして、Microsoftは製品版に近い「Windows Server 2008」の最初の「製品候補版」が完成したと発表した。この「RC0」バージョンは今後24時間以内にMicrosoftのウェブサイトからダウンロードできるようになる予定である。

 Microsoftは、もともと2007年の予定だったWindows Server 2008のリリースを2008年に延期している。


http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20357070,00.htm?ref=rss

Windows Vistaのリリースが今年の1月末でしたから、約8ヵ月後のSP1リリースのアナウンスは、個人的に予想していた時期よりやや早かったです。


ただ内容的には「バグの修正およびパフォーマンスと互換性の向上」が主題となっているようなので、一概に評価はできませんね。手持ちのマシンではないですが、知り合いの方に設定依頼をされて触れたVistaは起動すらもたついていた状態。失礼な話、初期不良かと思いました。販売用としてショップの店頭に並べるには、はずかしいくらいのシロモノです。


実際のサービスパックリリースはいつになるのでしょう?
ともかくSP1リリースの日が、Windows Vistaの本当の発売日になるのかもしれませんね。
posted by media_aidem at 15:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連
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