2007年06月08日

Googleがまだたまごだった頃

 「実際のところ、Googleの共同設立者Larry Page氏は単に自分の博士号論文を完成させたかっただけだ」とスタンフォード大学の技術移転事務所(Office of Technology Licensing)でシニアアソシエイトを務めるLuis Mejia氏は言う。

 1990年代中頃のある日、Page氏がオフィスにやってきたとき、Mejia氏は机について仕事をしていた。Page氏は同事務所が自分の発明である「PageRank」をライセンスし、自分が博士号を取得する間、ロイヤリティ収入を得たいと考えていた。

 だが残念なことに、ライセンスは難しいことがわかった。利用を申し出た検索エンジン企業はたった1社だけで、その金額も低かった。「彼ら(Page氏ともう一人の共同設立者、Sergey Brin氏)はこれに失意を抱き、会社を立ち上げることにした」とMejia氏。Mejia氏は米国時間6月4日、「California Clean Tech Open」で行ったプレゼンテーションでこの話を明かした(Mejia氏は、人工光合成系など、スタンフォード大のエネルギー構想を紹介するためにこのイベントに出席していた)。

 そこで、技術移転事務所は特許の利用を発案者の2人に認可することに合意した。形式上は、教授と生徒の研究の成果物を所有しているのは大学だが、大学側は喜んでそれをオリジナルの発案者にライセンスする。それでも、これは珍しいケースだった。2人にはビジネスプランも資金もなかったので、大学は2 人が設立する企業の株式を購入することにした。

 Mejia氏によると、スタンフォード大学は最終的にGoogle株式を3億3600万ドルで売却したという。Googleの作業と組み換え遺伝子に関する特許は、同大学に5億ドルの収入をもたらした。技術移転事務所全体では、この数十年の間に10億ドルを大学にもたらしたという。

 つまり、これも特許がもたらしたハッピーエンドストーリーというわけだ。


http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20350416,00.htm?ref=rss

ラリー・ページとセルゲイ・ブリンのサクセスストーリーはここから始まったんですね。この手のお話は嫌いじゃないので、没頭して読んだ記憶があります。

つまり、これも特許がもたらしたハッピーエンドストーリーというわけだ。

スタンフォード大の関与はここまでということでしょうか?
快進撃はまだ終わってないですから・・・。



【関連ページ】

Google なぜグーグルは創業6年で世界企業になったのか
posted by media_aidem at 10:44 | Comment(0) | TrackBack(1) | IT関連

ユーザ参加型ニュースサイト”ネタりか”公開

 ヤフーは6月7日、芸能やアニメ関連のニュース、国内外の珍しい出来事など、エンターテインメント性の高い話題を集めた新しいニュースサイト「ネタりか」(ベータ版)を公開した。

 ネタりかでは、芸能と追跡、ガジェット、アニメ、びっくり、コラムの6つのジャンル別にニュースを収集。また、Yahoo!ニュースに掲載されているエンターテインメント関連のニュースの中から、注目の記事を集め、「エンターテインメント トピックス」として表示する。

 ユーザー参加型機能も設置。蛍光ペンで線を引くように記事本文にマークできるマーカーツールでは、マーカーの色を5色から選択して記事本文をドラッグする。記事ページに「みんなのマーク」が表示され、何人がその記事にマークしたか、どの部分にマークされているかなどが分かる仕組み。マークは公開・非公開を選択できるほか、マーカーツールを使って自分がマークした記事を「Myネタりか」に一覧表示できる。

 このほか、記事ページに対しソーシャルブックマークサービスへのリンクを設置したり、記事に関するさまざまなランキングを表示するランキングページ「ポピュラー」などがある。

 ヤフーでは、今後、記事にコメントをつけられる機能など、ユーザー参加型機能のさらなる充実を図るとしている。


http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20350411,00.htm?ref=rss

サービスはまだベータ版、ニュースソースもなんとなく少なめなのかな?といった感じがします。記事文中にあるマーカーツールは浸かってみると思いのほか楽しめます。

新しく公開したという割には、印象が地味なサービスとなりそうな「ネタりか」ですが、今後付加される機能に期待大であります。

posted by media_aidem at 10:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連

2007年06月07日

マルチコアプログラミングに対するグーグルの回答

 Googleが新興企業のPeakStreamを買収した。メディア各社が報じている。PeakStreamは、マルチコアプロセッサや、グラフィックスおよびゲーム用チップを生かすことのできるソフトウェアを作成するツールを販売している。

 買収に関する金銭的な条件は明らかにされていない。買収を最初に報じたのはThe Registerで、その後Wall Street Journalもこれを報じた。

 最新のコンピュータには、高性能なプロセッサが搭載されるが、その能力を活用できるソフトウェアを作成するのは困難である場合が多い。PeakStreamやその競合企業であるRapidMindはまさにこの問題に取り組んでいる。

 ソフトウェアはほとんどの場合、単一のプロセッシングコア上で直線的に実行することを想定して設計されるが、マルチコアチップでは複数のタスクを同時に処理することが可能である。またグラフィックスチップは、精巧なビデオゲーム場面の描画や構造的なレンダリングだけではなく、汎用プログラミングにも適したものとなりつつある。

 また通常のコンピュータにも、IBM、ソニー、東芝によって共同開発された「Cell Broadband Engine」チップなどのゲーム対応チップを搭載することができる。これに対応したプログラミング作業は困難であり、例えばIBMは、Cellのプログラミングを容易にすることを目的とした「Octopiler」という研究プロジェクトを立ち上げている。

 Googleがこのような技術に着目するのももっともである。同社は膨大な数のサーバを稼働させており、そのそれぞれの能力を最大限に活用したいと考えている。例えば、Intel製のカスタム設計のサーバは消費電力を最大限に削減するという要求を満たす。またGoogleは、人間が記述したソースコードをコンピュータが理解するバイナリ命令列に変換するコンパイラなどに関心を寄せる多数のプログラマーを雇用している。

 PeakStreamの最高経営責任者(CEO)であるNeil Knox氏はかつて、Sun Microsystemsの「x86」サーバや、ローエンド向けの「SPARC」サーバ事業を率いていた人物である。

 GoogleやSunと同様に、PeakStreamもスタンフォード大学にゆかりがある。

 PeakStreamは、シリコンバレーに密接なつながりを持っている。同社のソフトウェアは、スタンフォード大学のPat Hanrahan教授によるBrook Projectから始まった。同教授は同社の共同創設者兼チーフサイエンティストである。もう1人の共同創設者で、同社最高技術責任者(CTO)である Matt Papakipos氏は、NV4X製品として知られるNvidiaのグラフィックスチップ「GeForce 6」シリーズのリードアーキテクトだった。また同社のエンジニアリング担当バイスプレジデントは、かつてはNetwork Applianceに勤めていたVarun Mehta氏である。


http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20350276,00.htm?ref=rss

Mooreの法則とAmdahlの法則でお伝えしたマルチコアに対応したプログラミングへの打開策、というかGoogleの出した答えでしょうか。

しかしすごい勢いでGoogleグループが増えています。
ここ最近だけでもMarratech、FeedBurner、DoubleClickを買収していますし、Youtube買収だってそんなに昔の話じゃありませんからね。

検索作業はYahooJapanではなく、個人的にはGoogleに依存するところが大きいです。ほぼ100%Googleを利用しています。今でも特にスピードに不満がある訳ではありませんが,検索サイトとしてのGoogleがもっと力を付けることに、基本的には賛成です。ただあまり強大になりすぎてしまうのも・・・どうなのでしょう。
posted by media_aidem at 09:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連
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