2007年06月07日

OS vs チップ vs ハードメーカー

 ソニーは、まもなく登場するノートPC「VAIO」にはIntelの「Turbo Memory」を採用しない予定だ。同社は、「Windows Vista」が「Turbo Memory」をサポートしていないと主張している。

 ソニーは、Hewlett-Packard(HP)が自社製ノートPCにTurbo Memory(開発コード名:「Robson」)を採用しない、とする米国時間6月4日の報道に続いてこれを明らかにした。

 HPは、Turbo Memoryは費用に対して効果が高くなく、ユーザーの柔軟性が制限されてしまうと主張する。

 Turbo Memoryは、Intelが設計し、「Windows Vista」の「ReadyBoost」や「ReadyDrive」などの機能を活用する内蔵型フラッシュメモリモジュールで、ノートPCの起動時間とパフォーマンスを改善する。Intelの「Centrino Pro」および「Centrino Duo」プラットフォームのオプション機能として投入されたTurbo Memoryは、大半のノートPCメーカーが製品ラインアップへの採用を表明していた。

 ソニーは5日、同社がTurbo Memoryを採用したノートPCを(少なくとも当面は)リリースしないことをZDNet.co.ukに明らかにした。ソニーは、現行版のVistaが Turbo Memoryをサポートしていないため、同技術を除くことを決定したと述べる。ソニーはまた、現在のVistaではハイブリッドハードディスクドライブ(H-DD)もサポートしていないと主張する。H-DDは、従来のハードディスク部品と半導体部品の両方で構成されたハードディスク。

 ソニーはZDNet.co.ukに対する声明で、「Robsonメモリ(とH-DD)は両方とも同OSのサポートが必要だ。サポートできるのは Vistaだけだが、最初のリリースではこれがサポートされていない。問題は、パフォーマンス向上のためにはOSがRobsonメモリに何を読み込むのか学習する必要がある点だ」と述べている。

 ソニーはさらに、「今のところ顧客にはメリットがないため、(新ノートPCの)夏モデルにはRobsonとH-DDを採用しないことにした」と述べている。

 これは、まだ未発表ながら2007年中にリリースされる見通しのVistaの「Service Pack 1」ではサポートされることになるだろう。

 ソニーは、Turbo Memoryでは新たにMini PCIスロットを用意しなくてはならないことも、マザーボードのレイアウト設計の見直しを余儀なくされるエンジニアには課題だった、と認めている。また、同社はVistaがTurbo Memoryをサポート可能になれば、マザーボードのレイアウト設計の見直しも始まる可能性があると述べる。同社によると、ハイブリッドディスクドライブの採用も同様に延期されているという。「H-DDには256Mバイトの内蔵メモリまでしか利用できず、大きな効果を得るには容量が小さすぎる。512Mバイトもしくは1Gバイトのメモリが利用できれば内蔵を検討する」という。

 一方、Intelはソニーの懸念を即座に否定した。Intelの欧州担当モバイル製品プロダクトマネージャーであるKris Rodolf氏は5日、「Turbo Memoryは現行版Vistaでも動作する。(ソニーの)声明は正しくない。われわれはメリットを証明しており、顧客も現行版Vistaでそれを実感している」と語った。

 本稿執筆時点でソニーの主張に対して、Microsoftからコメントは得られなかった。


http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20350273,00.htm?ref=rss

Intelが悪いのか、それともSONYの勘違い?諸悪の根源はMicrosoft??
ホントのところはユーザには伝わってきていませんが、OSとチップ、ハードウェアのメーカーが揉めています。

それぞれが協力しあって「パソコン」というひとつの製品をつくり出しているとはちょっと考えられませんね。

 ソニーはさらに、「今のところ顧客にはメリットがないため、(新ノートPCの)夏モデルにはRobsonとH-DDを採用しないことにした」と述べている。

個人的な見解になってしまいますが,SONYは後ろ向き過ぎます

基本的にパソコン(ノートPCではあまりないですが)は、パーツを替えたりOSをバージョンアップできたり、ユーザの手に渡ってからも進化していくものです。いずれRobsonやH-DDが対応する見込みなら、そして顧客のことを考えているなら、今回は見送るという選択肢はないはずなんですけれどねぇ。

Microsoft、Intel、SONY・・・。
この記事に登場する会社で唯一日本のメーカーですが、元記事を読むかぎりSONYには賛同しかねます。
posted by media_aidem at 08:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連

入口はLinux

 ターボリナックスは6月5日、PCソフトウェア一式を持ち運ぶことができる携帯OS機能と、動画や音楽再生などマルチメディアプレーヤー機能を持つLinux携帯デバイス「wizpy」に、Linux OS「KNOPPIX Edu」を組み合わせた「wizpy KNOPPIX Edu6 Edition」を、6月22日から全国の量販店とオンラインショップで発売すると発表した。発売に先駆け「Turbolinuxオンラインショップ」で5日から予約を開始した。

 wizpy KNOPPIX Edu6 Editionは、オープンソースを活用した学習選択肢の多様化や、既設のソフトウェアサポート切れPCの再生など、教育現場のニーズに応える製品。PC にUSB接続をするだけでLinuxが起動し、学校でも家でも同じ環境が手軽に構築できる。

 wizpyに標準で搭載されている各種アプリケーションに加え、プログラミングやデーターベースなど高度な技術演習環境を手軽に実現するKNOPPIX Edu6をデュアルブートで搭載する。単体ではマルチメディアプレーヤーとして利用できるため、ネット上にある動画や音楽、音声などの教材を取り込んで、移動時などオフラインの際にも有効に活用できるという。

 本体サイズは84mm×42mm×12mm、重量は50g。内蔵のフラッシュメモリは4Gバイトで、ユーザー領域は2.2Gバイトとなっている。初回の出荷は2000台限定で、カラーはソリッドホワイト、背面に「wizpy KNOPPIX Edu6 Edition」のロゴが入り、操作ボタンのフレームにはロゴ色と同じグリーンが採用されている。

 標準価格は3万7800円。学校のクラスやゼミで一括の導入が見込まれることから、まとまった台数を対象にボリュームディスカウント製品も用意している。10台を一括導入する場合の10アカデミックボリュームディスカウントが33万8000円、50台を一括導入する場合の50アカデミックボリュームディスカウントが160万6500円となっている。


http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20350248,00.htm?ref=rss

中古パソコンショップが自宅近所にあります。
価格はホントに捨て値なのですが、Vistaを走らせるのはスペック的に到底無理。XPでもきっと青息吐息になりそう。Win2Kじゃサポートがあと3年くらいだから・・・と消去法で考えていくと生き残る道はLinuxしかないのかなと思います。

ハードウェア環境にハイスペックを求めるVistaの発売はLinux勢には追い風なんですよね。挿すだけのwizpyは手軽過ぎるとしても、Linuxはデバイスの認識などがほぼ自動化されて導入の敷居がかなり低くなっています。PerlやCのコンパイラなどプログラミングの学習環境は最初から整っているし、サーバ管理の勉強もできます。

ネットとメール、デジカメ写真のレタッチくらいしかパソコンの用途はないなんて人もGIMPがあるし・・・。なにしろ無料で使えますからね。
そう考えると、今度はwizpyが高価に感じてしまいます。

個人的にパソコンの設置や、導入後のサポートをお願いされる機会が多いです。今度依頼されたらまずはLinux勧めてみようと考えています。

タグ:wizpy Linux
posted by media_aidem at 08:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連

2007年06月06日

Google VS 新聞

 もう何年も前から、新聞社は、Googleが自分たちの記事の見出しをインデックス化し、こちらには一銭も払わずに記事の概要を提供するのを静観してきた。

 表向き、Googleは新聞の読者が記事をオンラインで見つける手助けをしている、ということになっている。しかし、新聞業界では、Googleに無料で記事を使わせることが新聞社にビジネス上のメリットをもたらしているのか疑問だ、とする声もあがっている。

 Los Angeles TimesやChicago Tribuneの発行元であるTribune Companyの新オーナー、Sam Zell氏は2007年4月にスタンフォード大学で行った講演の中で、記者たちに「米国の新聞すべてがGoogleのコンテンツ盗用を許さなかったら、Googleの利益はどれほどのものになっていただろうか?」と問いかけた。

 Washington Postの報道によると、Zell氏は記者たちの返答を待たずに「さほど多くはなかったはずだ」と述べたという。

 ブログを持っている人なら誰でも巨大なメディア企業と読者の数を争える時代に入った今、新聞社はニュースの見出しを集約するサイトや検索エンジンとの関係を、より厳しい目で見直そうとしているのかもしれない。ただし、一部のアナリストはメディア企業に対し、なぜ見直しにこれほど長い時間がかかっているのか、という疑問を抱き始めている。(後略)


http://japan.cnet.com/special/story/0,2000056049,20350210,00.htm

扱っているコンテンツが読者のところまで届くのに手間と時間がかかってしまう新聞は、それだけで不利ですね。

新聞業界では、Googleに無料で記事を使わせることが新聞社にビジネス上のメリットをもたらしているのか疑問だ、とする声もあがっている

新聞のかわりはいくらでもあります。
テレビやラジオからもニュースは流れてくるし、インターネットが使える環境ならば、自ら積極的に必要なニュースを取りにいくことができるのですから。

ブログを書いていると、コンテンツであるIT関連のニュースに敏感になるし、ある程度詳しくなります。でも偏りを感じてしまうこともしばしばあるんです。世間ではいったいどんなことが起こっているのか、ニュース記事ではなくコラムにはどんなことが載っているのか・・・個人的には取る情報の偏りをなくすための新聞という扱いです。

しかし最近は新聞を手にしなくなりつつあります。
明日なくなってしまっても大丈夫なもの。わたくしの中ではかなり低い位置にいます。
posted by media_aidem at 10:42 | Comment(0) | TrackBack(1) | IT関連
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