2007年05月20日

自社のアピールも忘れないところがマイクロソフト

 Microsoftは米国規格協会(ANSI)の標準として、オフィスフォーマットの「OpenDocument Format(ODF)」承認に賛成票を投じたことを明らかにした。

 Microsoftはまた、自社のオフィスフォーマット「OpenDocument Format」もANSI標準として提出、承認されることを期待していると述べている。

 Microsoftの相互運用性・標準担当ゼネラルマネージャのTom Robertson氏は声明文で、ANSIは国際標準化機構(ISO)標準をANSI標準リストに追加すべきかについて投票することが多いという。ODF は約1年前にISO標準として承認を受けている。

 MicrosoftはANSIで投票権を持つ1社で、今回ODFに賛成票を投じた理由として、ODFと自社のOpen XMLはそれぞれ異なる機能を持つため、とRobertson氏は説明している。Open XMLは現在、ISOの承認待ちの状態だ。

 ODFは政府顧客を中心に支持を得ており、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice」が採用しているフォーマットだ。一方のOpen XMLは、Office 2007で採用されている。


http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20349077,00.htm?ref=rss

アメリカ国内であるにも関わらず、単一のアプリケーションのみで利用されるファイルフォーマットを採用しないことなんて徐々に締めだされ始めたMS-Office。ゴリゴリと音が聞こえてきそうなゴリ押しはもう通じないと考えたのでしょうか。

しかし完全に譲ったわけではなく、自社のアピールも欠かさず行っているところは「らしい」ですな。企業・団体の38%がLinuxを導入,官公庁では83.8%なんてデータもありますから、国内でもオープンソースの波は確実に来ています。

次の焦点は、Open XMLがANSI標準になれるのかどうか。
個人的には”No”なのですが、とりあえず経過を見守りたいと思います。
posted by media_aidem at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連

2007年05月19日

日本、IT分野では後進国に?

 ガートナー ジャパンのリサーチ部門は5月17日、世界21カ国の企業のIT投資に関して調査・分析し、7つの共通指標による「国別IT投資マインド・ランキング」として発表した。

 総合ランキング1位は、7つの指標中3つでトップを獲得したインド。2位のシンガポール以下、上位はオーストラリアや中国といったアジア・太平洋勢が占め、IT投資に対して積極的な姿勢を示している傾向が見られた。

 一方、ITインフラ整備が比較的進んでいる先進国群 (G7諸国) は下位を占めた。中でも日本は7つの指標中4つで最下位で、総合でも最下位となった。IT投資マインドも低く、ガートナーでは、「5年先に果たして日本が IT先進国でいられるかどうか、大きな疑問」としている。

 今回調査に使った7つの指標は、「2007年度のIT投資増加率(増加率)」「IT予算の対年商比率(規模)」「CIO設置比率(IT ガバナンス)」「経営陣がITの重要性を十分理解している比率(ITとビジネスの連携)」「攻めのIT投資(売上拡大への寄与)」「守りのIT投資(利益拡大への寄与)」「新規技術への投資の積極性(チャレンジ精神)」。

 ガートナーでは、今回のランキングから新興国群がITを積極的に駆使して先進国群を猛烈な勢いで追いかける図式を見ることができるとしている。

 先進国群では、米国の新技術への投資意欲は高く、世界のITリーダーとして牽引役を果たしている。また、3位に官民を挙げてIT普及に努めており、ブロードバンド、携帯電話などの普及で欧州でもトップクラスのスペインを含む地域が入った。


http://japan.cnet.com/research/column/market/story/0,2000067181,20349062,00.htm?ref=rss

先日、ちょっとした調べ物をしていてみつけた記事(インドでIT産業が盛んになったワケ)によると、IT産業の発達と法律としては廃止になったカースト制度に密接な関係があるのだとか。

目覚ましい発展で注目していたインドですが、なんとなく見方が変わってしまいました。

それにしても元気のない日本。
調査に使われた7つの指標をみて、改めて消極的な背中を丸めた中年のような日本の姿が思い浮かびました。日本はホントに大丈夫なんでしょうか・・・だれか、大丈夫だと言ってください! (^^;)
posted by media_aidem at 10:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連

CDが売れなくなったわけ

 デジタル著作権管理(DRM)に対しては、レコードレーベル各社がコピー対策スキーマに縛られない楽曲を販売すれば売上低迷は大きく改善できる、との批判意見が以前からあった。

 AppleのiTunesとオンライン小売業者Amazon.comは、この仮説を数カ月かけて試せる立場にある。Amazonは米国時間5月16日、レコードレーベルのEMI Groupが保有するDRMフリーのデジタル楽曲を販売する計画を発表した。AmazonのDRMフリーの楽曲は同社がまもなく開設するダウンロードストアで販売され、Appleの「iPod」やMicrosoftの「Zune」をはじめ、さまざまなポータブルミュージックプレーヤーで再生できる。 AppleはAmazonの発表に先立ち、EMIが保有するDRMフリーの楽曲発売を4月発表していた。

 過去最大規模の売上げ低迷にあえぐ音楽業界は、AmazonとAppleの動向を注視している。もし両社が多数の楽曲を販売することに成功すれば、それにより、ほかの主要レーベル3社が保有曲からのDRM削除に納得する可能性がある。ただ、もし販売が思わしくなければ、レーベル各社が楽曲のコピー対策を強化してくる可能性もあると、業界の事情通は話す。

 あるレコード会社の匿名希望の幹部は、「業界による何らかのコントロールを実現したのはDRMだけだ」と語っている。 (後略)


http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20349047,00.htm


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今、ロングテールicon(クリス・アンダーソン/著 篠森ゆりこ/訳)を読んでいます。
後から便乗して”ロングテール”というキーワードをつけた便乗本が多いですが、こちらは本家本元。なにしろ”ロングテール”の名付け親なのですから。

現在は中程まで読み進めた段階ですが、CDが売れなくなった訳は理解できています。それは「昔の慣習で”ヒット曲”が入ったアルバムをせまい店内に並べてるだけではもう売れませんよ」ということ。あまり詳しく書いてしまうよりも、そしてこんな拙い文章よりもロングテールiconをお読みいただく方が皆様のプラスになるはずなので、深くは触れないでおきますが、インターネットの登場でマーケティングやヒット商品、消費者の買いもののしかたに変化が生まれてきたということです。

狭い店内に陳列できるくらいのCDなら1台のiPodにすべて収録できちゃったりする訳ですから、変化しないわけがないといったところですな。

著作権に保護されすぎて、状況が読めてないのかなんだかわかりませんが、DRM自体がうまく機能しない煩わしい存在になっていることに気づいてないようであります。

消費者はそれぞれ独自の方向へ向かっていて「つくられたヒット曲」には飛びつかなくなっているのに、きっとまだコストをかけてヒット曲をつくろうなんて思っているのでしょうね。

パソコンで作曲した作品をアップロードして公開できちゃう時代、ひょっとしたらレコード会社自体、もう不要なのかもしれません。
posted by media_aidem at 10:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連
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