2007年05月11日

途上国に限定せず日本でも展開してほしいRed Hat Global Desktop

 Red Hatは米国時間5月9日、Linuxソフトウェアの新版「Red Hat Global Desktop」を発表した。この新版は、発展途上国のデスクトップコンピュータやラップトップコンピュータのユーザーに向けて開発されたもの。

 Red Hat Global Desktopのユーザーとして想定されているのは、発展途上国市場の政府や小規模企業などだ。同ソフトウェアは、Classmate PCやAffordable PC、Community PC、Low-Cost PCと称されるIntelのPCデザインに対応している。なおIntelは、Red Hat Global Desktopの設計やディストリビューションのパートナーとなっている。

 Red Hatは、サーバ向けソフトウェアを利用する顧客から得られるサポート料金を主な収入源としており、これまでDesktop Linuxには力を注いでこなかった。デスクトップ分野とは異なり、サーバ分野はMicrosoftによって独占されたことがなく、Linuxとも縁の深いUNIXが広く使われている。

 しかし、だからといってRed Hatがデスクトップ分野で何も手を打たなかったわけではない。同社は2004年、Microsoftからの市場奪取を狙って、デスクトップLinux製品を発表している。

 デスクトップLinuxの分野では、Canonicalもより活発な動きを見せている。先週、DellはCanonicalのUbuntu Linuxを一部のPCにプリインストールすることを発表したばかりだ。

 Red Hatは過去に比べ、万能な製品をつくるアプローチに移行していると、述べる。同社はGlobal Desktopの発表とともに、大企業向けのRed Hat Enterprise Linux(RHEL)において、管理性や安全性を向上させたことをアピールしている。また同社は、これまでPCに触れたことのない、発展途上国の子供たちに100ドルPCを届ける取り組みを進めるOne Laptop Per Childとも提携している。


http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20348516,00.htm

使わされるWindowsと、自分からアプローチして使っていくLinux。
ある程度の年数が経過すれば、それぞれのスキルの差は歴然です。そしていったんできてしまった差は埋めるのが大変だったりします。

オープンソースのLinuxとブラックボックステンコモリのWindows.成り立ちとしても違いがありますから、一概に比べることはできません。できないけれど、最初のパソコンを購入した当時、もし家電店の店頭にWindowsと並べてLinuxが陳列されていたら、パソコンを使うスタイルも今とは全く違ったものになっていたかもしれません。

ちなみにわたくしが自分のパソコンを購入したときは、Win95とMac(漢字Talk7.5)のPerformaが並んでおり、迷った挙句結局Macを購入しました。マイノリティで肩身の狭い思いをしているのは、当時から変わらなかったりして・・・。

最初からLinuxを選ぶ・・・せめて迷ってみる機会は必要だと思います。発展途上国に限定したりせずに、”ご近所の家電店”でも展開して欲しいと切に願いたいものです。
posted by media_aidem at 07:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連

SolarisにLinuxのような魅力を Project Indiana始動!

 サンフランシスコ発--Sun Microsystemsは、自社OSである「Solaris」の普及に向けた取り組みとして、SolarisにLinuxのような魅力を与えることを目指す「Project Indiana」というコードネームのプロジェクトを始動した。

 Linuxディストリビューションである「Debian」プロジェクトの創設者で、2007年3月からSunのチーフ・オペレーティング・システム・オフィサーを務めるIan Murdock氏が、Project Indianaに取り組んでいる。インディアナ州出身のMurdock氏は、米国時間5月7日に当地で開催のJavaOneカンファレンスでこのプロジェクト関連の話題に触れたが、その名称については言及しなかった。Sunの広報担当であるRuss Castronovo氏は、Project Indianaの名称を認めている。

 Sunはここ数年、UNIX系OSで1990年代が人気の絶頂であったSolarisに、輝きを取り戻す取り組みを続けてきている。しかし、その取り組みの前にはつねにLinuxを始めとする強力なライバルがいた。Sunは、パフォーマンスの向上と無料ダウンロードの提供、「OpenSolaris」と呼ばれるオープンソースプロジェクトの発足、IntelやAMDのメインストリームであるx86プロセッサ搭載サーバで稼働可能なバージョンの売り込みなど、Solaris復権に向けた取り組みを続けてきた。

 LinuxとSolarisはともにUNIXから枝分かれしたOSで、たとえソースコードは違っても、近い存在である。しかし、Murdock氏が8日に述べたところによると、LinuxユーザーがSolarisを試してみることは、まったく困難だったという。

 同氏はインタビューで「非常に馴染みにくいものだった。深い溝があったのだ。Linuxを熟知している人たちがSolarisにも馴染みやすいようにする必要がある」と述べた。(後略)


http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20348508,00.htm

自分がこれからどうするつもりなのかについて、まだ多くを語るつもりはないが、私のバックグラウンドや以前の記事から、Solarisは Linuxとのユーザビリティ格差を縮小して競争力を持つ必要があると主張するだろうことは予想できると思う

以前取り上げたIan Murdock氏がブログで発表したコメントです。
SUNに引っ張られた段階で、自分の使命を理解していたということですね。

わたくしもMkLinux、Linux for PPC、HolonLinux、KNOPPIX、Vine Linux、Debian Linux、Ubuntu Linuxと数種類のディストリビューションを試してみたり実際に使ったりしています。それぞれにはちょっとずつ違いはあるにしても根本は一緒ですから、たとえばVineは使い易いけどDebianはちょっと・・・といったことはありません。もっとも中にはインストール途中で挫折したなんてディストリビューションもありましたけれど。

その点、OpenSolarisはコマンド類が若干違うようです。
個人的には重大な点だと感じています。普段はLinuxで作業していますが,稀にWindowsでDos窓を使ったりする機会があると、やっぱり手が止まっちゃうんです。dirなんてここでしか使わないですから・・・。

”Project Indiana”成功の鍵はこのあたりかもしれません。
つい先日乗り換えて、現在使っているUbuntu Linuxはかなり快適です。しばらくはこのまま定着するような気がします。

Solarisもユーザにそんな気を起こさせれば復権するんでしょうな。
ちなみにわたくしがインストール途中で挫折したディストリビューションはDebianでした。
posted by media_aidem at 06:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連

2007年05月10日

累計1000万ダウンロード Sleinir・・・?

 フェンリルは5月9日、同社が開発するウェブブラウザ「Sleipnir」の日本市場における累計ダウンロード数が2007年4月27日までに 1000万件を突破したことを発表した。2005年7月14日のSleipnir Version 2.0 ベータ版の公開から1年9ヶ月での達成となった。

 Sleipnirはプラグインによる機能拡張やユーザー自身でカスタマイズできる柔軟性が特徴。もともとはフェンリル代表取締役社長の柏木泰幸氏が個人で開発してきたが、2004年11月にSleipnirのソースコードを盗まれてしまうという事件があった。これが一つのきっかけとなり、2005 年6月には資本金1000万円で「フェンリル株式会社」を設立。以後、アップデートを重ね、現在は自動アップデート機能を実装した「2.5.12」が最新版となっている。

 柏木泰幸氏は「日本国内だけで1000万もダウンロードされたことは非常に嬉しい。最近は企業のインターネット活用セミナーで紹介されるなど、個人ユーザーだけでなく、品質や仕事の能率を重視する企業のユーザーにも支持されてきており、開発者にとってとても大きな励みになる」と述べている。


http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20348438,00.htm?ref=rss

そんなにメジャーなの?知らなかった・・・というわけで、早速フェンリルのウェブサイトへ飛んで対応OSをチェックしてみました。どうやらWindows限定(まだ9x版やME版も公開していました)のようです。個人的な興味がオープンソース側を向いてしまっているので、気づかないわけであります。

CPUや搭載メモリなどのマシンスペックは低く設定してありますので、ちょっと古いマシンでもサックリ動きそうな気がします。元記事にもあるようにカスタマイズに特化したブラウザなので、ヘビーユーザにはうってつけなのかも。

ウェブアプリが増えてきて、ブラウザを起動している時間が長くなっていると思います。”もっといい乗り物”をお探しなら試してみてはいかがでしょう?


【関連サイト】

フェンリル
こちらも国産ブラウザです。
ルナスケープ
posted by media_aidem at 07:58 | Comment(0) | TrackBack(1) | IT関連
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