2008年06月17日

ソフト開発者もVista離れ

 かつて、Microsoftは開発者たちに人気があった。

 しかし、それはもう過去の話だ。調査会社Evans Dataが最近発表した報告書(閲覧には要登録)によると、2008年に「Windows Vista」向けアプリケーションを書いているソフトウェア開発者は、10人に1人もいないことがわかった。正確には8%だ。一方で「Windows XP」向けアプリケーションを書いている開発者は49%に上るという結果が出ていることから考えると、Vistaの結果はいっそう悪いものと言えるだろう。

 旧バージョンがこれほど支持されていることは、Microsoftにとっておそらく好ましい事態ではない。Linuxを好む開発者が増えている状況(13%が2008年にLinux向けアプリケーションを書いており、2009年には15.5%になる予測)ではなおさらだ。Macはどうだろうか。Evans Dataの報告書には対応するデータがないのだが、Evans DataはComputerworldの取材に対し、「Mac OS」は開発プラットフォーム対象として380%の急速な伸びを見せていると語った。

 Vistaへの支持は2009年についてもそれほど好転せず、割合は24%でしかない(XPは29%)。8%に比べれば大きな前進と言えるが、これははたして勢いがつく兆候なのだろうか、それとも「Windows 7」が出るまでの開発者の一時しのぎにすぎないのだろうか。

 また、MicrosoftがVista用アプリケーションの開発を容易にするような対応策を取っていないという指摘も、ITJungleの記事から出されている。

 不幸にも、セキュリティ対策を向上させた結果、開発者にとってはVista用アプリケーションを書くのが難しくなった(注:カーネルレベルでのアクセスができないことと、ユーザーアカウント制御の機能があることが問題視されている)うえ、以前のアプリケーションとの間に互換性の問題が生じるようになった。皮肉なことに、OSの脆弱性を突く攻撃の波はほぼ過ぎ去り、現在のクラッカーたちは攻撃目標をアプリケーションに移している。同時に、 MicrosoftがWindows XPのセキュリティを向上させたサービスパックを提供したため、「十分使える」状態が強化され、Vistaへの移行をさらに阻害する結果となっている。

 まったくそのとおりだ。ほかのすべての分野で争う困難を考えれば、Microsoftはデスクトップ分野で自らを不利な立場に追い込むべきではない。LinuxとMacのシェアが開発者の間で拡大し続けている中、MicrosoftはWindows向けの開発者サポートを強化するのが得策だろう。

 Microsoftにとっては残念なことだが、これはおそらくXPに再投資し、Vistaについては、不人気で発売後すぐに生産中止になった「New Coke」にならって、きっぱりと忘れ去るべきだということを意味するのだろう。


http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20375454,00.htm?ref=rss

マウスを使って操作するGUIが普及する以前のパソコンでは、ソフトウェアは作るモノでした。雑誌に載っている大量のソースコードを打ち込んでソフトを動かしてみたり、データの保存はカセットテープ。読み書きの時間が長くて異常に待ち時間が多かったことを記憶しています。そんな時代もあったんです。MacOSやWindows95の普及でマウスというデバイスが登場しましたが、今でもソフトウェアを作るというカテゴリーではCUIが主流の様子。そして商用目的でないかぎり開発者はまず自分のためにソフトウェアを作るところから入ります。

減りつづけるVistaの開発者、いい加減、「もうVistaはなかったことにします」なんて声明があってもいい頃かもしれませんな。XPに後戻りするのもいいのかもしれませんね。

調べてみるとWindowsVista用開発環境”.NET Framework 3.0”は、XPでもテストできるようです。それでもVistaにアップデートしない、つまり自分で使えないアプリじゃ作っても意味がありませんからね。
posted by media_aidem at 16:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連

Lunascape 世界進出へ

 Lunascapeは6月16日、米国シリコンバレーのSan Joseに100%子会社となる「Lunascape Inc.」を設立したことを発表した。

 Lunascapeは2004年8月の設立。同社が開発するウェブブラウザ「Lunascape」は現在累積で900万ダウンロードとなっているほか、Luna.TVをはじめとした自社運営サイトは2008年6月時点で月間1000万ページビューを誇っている。

 設立する子会社の資本金は30万ドル。Lunascapeでは、子会社を「グローバル展開するための布石」と位置付け、研究開発および英語圏をはじめとした多言語対応のグローバルサービスの提供を進める。当初はタブブラウザLunascapeのローカライズが中心になるが、「いくつかのプロダクトの開発も予定している」(Lunascape)という。

 子会社はエンジニアを中心に5名程度の規模となる予定だ。代表には日本法人の代表取締役社長である近藤秀和氏が兼任で就任し、現地での指揮を担当する。なお、日本語版のLunascapeについては今後も日本で開発を続けるとしている。


http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20375336,00.htm?ref=rss



筆者が自分で使っているシステムはほぼLinuxに切替えが完了しました。もともとWindowsはあまり使っていないのですが、唯一使ってみたいWindows系アプリがこのLunascape。ユーザのカスタマイズの自由度の高さに以前から魅力を感じています。

Windows版のSafariもあることだしMacOSの国内シェアも上向き、個人的にはLunascapeのマルチプラットフォーム化を強く望んでいるところですが、そろそろ頃合なのではないでしょうか。元記事にある「いくつかのプロダクトの開発」のひとつに他OSのサポートが入っていることを願っています。
posted by media_aidem at 09:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連

2008年06月13日

Firefox 3、正式リリース決定

 Firefox 3のリリース日が米国時間6月17日に決定した。

 日本時間では18日早朝になる予定だ。

 Mozillaは、Firefox 3で24時間以内に最もダウンロードされたソフトウェアの座を狙っている。キャンペーンサイトでもリリース日を告知し、参加を呼びかけている。


http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20375204,00.htm?ref=rss

いったいいつになるのかと思われていたFirefox3のリリースが日本時間18日早朝と発表されました。現地時間11日にRC3が発表されたことから、もうちょっと先送りされるのかと思いましたが、RC3で変更があったのはMacOSX向けのビルドのみとのことから、Windows版とLinux版では既に準備は完了していたようですね。


Mozillaのサイトでも公開されていますが、現時点でもFirefox2とFirefox3Release Candidateは並行して使える様子。待ちきれない方は試してみるのも良さそうです。


リリースはウィークデー。週末まで変にひっぱったりしないのも好感がもてます。
posted by media_aidem at 14:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連
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