2008年02月12日

答えは「No」 MSの買収提案拒否

 Yahooは米国時間2月11日、Microsoftからの買収提案を拒否する意向であることを公式に発表した。企業価値が過小評価されていることがその理由だという。

 この週末の間に、Yahoo取締役会が買収提案の拒否を決定したとの報道が数多くなされたことから、この動きは多くの人々が予想していたものだった。

 11日に発表された声明には「Yahooの取締役会はマネジメントチームのほか、フィナンシャルやリーガルの専門家とともにMicrosoftの提案を念入りに調査した。その結果、Yahooそして株主たちの最善の利益にはならない提案であるとの結論に、全員一致で達した」と、書かれている。

 Yahooはさらに、「慎重に検討した結果、取締役会ではMicrosoftが当社のグローバルブランド、全世界で膨大な数に上るユーザー、先ごろ広告プラットフォームに対して行った大規模な投資およびその将来に向けた成長予測、フリーキャッシュフロー、潜在的利益率および大規模な投資を含め、 Yahooという企業を著しく過小評価しているという結論に達した」としている。

 Yahooは、取締役会で引き続き戦略オプションについての検討を重ね、「株主への価値を最大限高めるための手段を追求していく」としている。

 Microsoftは11日に出した声明で、「当社との合併実現に向けわれわれが行った最大かつ公平な提案がYahooに受け入れられず、残念だ」と述べた。さらに、「両社の株主との話し合いから、われわれはこの案件の完了に向け迅速に前へ進むことがすべての当事者を最も利することになると確信している」としている。

 Microsoftは今回の提案の中で、「Yahooの株主に対し、それに見合う価値を知る機会が与えられることを保証するため、あらゆる必要な措置を講じていく」とする自社の立場を繰り返し述べてきた。

 Microsoftは1日、現金と株式による446億ドルに上る買収を提案したが、同社の代理人によると、今回の提案に理解のある人員で構成される取締役会設立を模索するなど、早くも新たな計画を打ち出す可能性が強い。

 Yahooが米証券取引委員会(SEC)に提出した報告書によると、同社が年1回行う役員選挙に向けた候補者の選定作業は13日に始まり、3月14まで続く予定。Yahooでは、毎年10名すべての役員が改選される。

 Microsoftは早くもその席の獲得を狙っている可能性がある。


http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20366962,00.htm?ref=rss

Microsoftからの買収提案を拒否した理由が、企業価値が過小評価されているから。ある程度事実だとしても、もっと違う理由でつっぱねて欲しかったですね。


「自由競争のさまたげになるから」でもいいし、考えればもっといい文句も浮かんでくるのではないでしょうか?ただ値段をつり上げているだけのようで、なんとなく鼻につきます。


結論が出るまでには、まだ2転3転しそうな気がします。
タグ:yahoo microsoft
posted by media_aidem at 10:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連

今年もやります ハッキングコンテスト

 AppleのMac OS X、MicrosoftのWindows、そしてLinuxというOSを、公の場で互いに競い合わせるハッキングコンテストが、3月にバンクーバーで開催される。

 「CanSecWest Vancouver 2008」セキュリティカンファレンスのオーガナイザーが主催する今回のハッキングコンテストは、多くのセキュリティ研究者が、MacBook Proと1万ドルの懸賞金獲得を目指して競い合った、2007年のCanSecWestで開催された「PWN to Own」コンテストの再来となる。PWN to Ownの賞は、MacBookへの侵入に、QuickTimeのゼロデイ脆弱性を用いることに成功した、セキュリティ研究者のDino Dai Zovi氏とShane Macauley氏が獲得した。この脆弱性は、後ほどWindowsプラットホームにも影響を及ぼすことが判明した。

 CanSecWestのオーガナイザーであるDragos Ruiu氏によれば、CanSecWest 2008のハッキングコンテストでは、Linux、Leopard OS X、Vistaという3種のOSが、互いに挑むことになる。

 米国時間2月7日にRuiu氏は「Linux、Vista、Leopardのうち、どれがよりセキュアなOSかを巡っては、議論が白熱している。 Linux陣営は、独自の文句で安全性を宣伝し、Windows陣営も、あれやこれやと言っているが、Apple陣営は、いつものごとく素知らぬふりである。私は、何よりも論より証拠であると思う」と語った。

 Ruiu氏によれば、今回のコンテストの賞には「何台かのノートPC」が用意される。ZDNet UKに対して、Ruiu氏は7日に、CanSecWestイベントの組織準備と、「ノートPCを買いに」行くために、東京にいると話している。Ruiu氏は、まだどのノートPCを買うべきか決めかねており、何か「新しくてスリリングな」賞品を探していると語った。

 「われわれは、ギークの意欲を大いにそそるような賞を用意したい。その欲望を十分に満たすにふさわしい賞となるだろう」と、Ruiu氏は述べている。

 2007年の1万ドルの賞金は、セキュリティ企業のTippingPointによって提供された。2008年のコンテストは、まだスポンサーを募集しており、コンテストの内容も、まだ変わっていく可能性が十分にあると、Ruiu氏は語ったが、どのように変化し得るのかに関しては、何も語ろうとしなかった。


http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000056024,20366883,00.htm?ref=rss#

記事中にも記載されているPWN to Own、ハッキングコンテストの結果を受けて脆弱性にパッチを当てるという流れはよくあるようですが、直後にQuicktimeのアップデートがリリースされるまでの迅速さに。驚かされた記憶があります。


ベンダー側にとっては、ウィークポイントを知ることが出来ますので、重要なイベントではないでしょうか。


MacにしてもLinuxにしても成熟されてきている状態ですから、個人的にはどのプラットフォームがセキュアなのかではなく、脆弱性が発見されたときにどれだけ迅速なサポートができるかという点に注目すべきだと思います。


攻撃者の数が多いからWindowsなんて考え方もあるのかもしれませんが、定期的にパッチをリリースするなんて体制で取り組んでいること自体、信用できません。
posted by media_aidem at 09:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連

2008年02月08日

サービス内容ではGoogleに軍配

 「アジアとケータイを制した者が、世界のインターネットを制するだろう」--ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏は2月7日、同社の中長期ビジョンについてこのように述べ、携帯電話市場に進出しつつあるGoogleへの対抗心をあらわにした。

 Googleは検索市場において、ソフトバンク子会社のヤフーの競合企業にあたる。ただしGoogleは近年、携帯電話市場への強い意欲を見せている。2007年11月には携帯電話向けプラットフォーム「Android」を公開したほか、米国では700MHz帯のオークションに参加し、携帯電話用の周波数を取得する動きを見せている。日本国内でもauに続いて、国内最大手の携帯電話事業者であるNTTドコモとの包括提携を1月に発表。Google にとって日本市場は携帯電話サービスを開発するための重要な市場であると明言している。

 一方のソフトバンクは、ADSL事業や携帯電話事業などに進出して規模を拡大しているが、最終的に目指すのは世界ナンバーワンのインターネット企業だ。必然的に、両社はぶつかりあうことになる。

 「我々の中長期の経営戦略において、携帯電話はあくまでもインターネットマシン。Googleが今後5年から10年の事業展開において、重要な注視すべき相手になってくるだろうと、正直ベースで思っている。そこを戦うためには、アジアをしっかりと守っていく。アジアを守ることが、世界一への一番の近道かもしれない」

 孫氏は、今後インターネット市場が大きく伸びる分野は中国を中心としたアジア圏と、携帯電話市場の2つと見る。アジア圏については、中国のEC最大手であるアリババグループに出資するなど、着実に足場を築いている。また、アジアの検索市場においてGoogleの地位が欧米ほど高くないという点もソフトバンクにとっては好材料だ。日本ではYahoo! JAPAN、中国では百度、韓国ではNaverの人気が高い。これらの企業と友好関係を結び、「アジアの文化やコンテンツを十分理解して、先手を打っていく。すでにいくつか施策はとっているが、これを一気に強化する」

 携帯電話市場については、「ユーザー数でも、利用頻度でも、利用シーン(の多彩さ)でも、PCをはるかに上回る」とし、大きな潜在力があると話す。データサービスの進んだ日本でサービス展開することで、「ほかのインターネット企業のどこよりも先に、携帯電話への土地勘を得つつある」と自信を見せる。

 「これまで携帯電話がインターネットマシンになり得なかった理由は3つ。(1)通信速度が遅すぎた、(2)画面サイズが小さすぎた、(3)CPU の速度が遅すぎた。これらの3つが真っ先にクリアされるのが日本だ。端末だけならばほかの国でも可能だが、(下り最大3.6Mbpsの)HSDPA並みの通信速度で、全国にサービスを提供するとなると、欧米でもアジアでも難しい」

 孫氏は今年、上記の問題がすべて解消し、「2008年は携帯電話のインターネットマシン化元年になる」と宣言した。

 Googleとの戦いについては、すぐに決着がつくと孫氏は考えていない。「(各事業)単品では勝負はつかない。最後は総力戦になるだろう」

 なお、米国でMicrosoftがYahooに買収提案をしている問題については、「(孫氏とYahoo! CEOのJerry Yang氏の間で)これからさまざまなコミュニケーションがなされるだろう。ディスカッションは始まったばかりだ。それ以上のことはお話しできない」と述べるにとどめた。


http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20366864,00.htm

YahooがMicrosoftの傘下になれば・・・いや、ならなくても必然的に対抗勢力になるので、いまのうちに牽制しておこうということでしょうか。


アジアを守るとのコメントがありますが、筆者を含めて積極的にGoogleを使っているユーザもいるわけで、なんだか不思議な気持ちがします。検索精度の点でもGoogleの方が高いですし・・・。


ユーザとしては、優れたサービスを提供してくれるならどこでもいいように感じます。そして使い勝手を比べた結果、Googleを選んでいるんです。勇ましいコメントですが、なんとなくピントがずれているように感じてしまうのは、なぜでしょう。
posted by media_aidem at 09:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連
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